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暗い海(後編)

戦いの中で一人の仲間の命が失われたという現実をいつまでも受けいれることが出来ず、無意識のうちに今でも科学忍者隊は五人なのだと思い込もうとしている自分に気がつく度に、健の心にはクロスカラコルムでの出来事と、何も出来なかった悔しさが甦る。


「どうかしたのかね、健?」
南部の声に、健は我に返った。
バックミラーには、心配げな南部の顔が映っている。
「なんでもありません、なんだか、安全運転だけを気にしていればいい状況っていいな、平和ってこういうことなのか、なんて考えてしまって…、すみません」
ヘタクソな嘘だと思いながらも、健は心にもない言葉を口にした。


南部の別荘に着く頃には、辺りは
暮色に包まれていた。
別荘は海を見下ろす高台にあり、目の前は一面の大海原である。
「おお、今日の夕陽は見事だ」
車から降りた南部が呟いた。
夕陽が海を金色に染めている。その黄昏の光景は、かつてジョーと二人で眺めた夕暮れの海の輝きを、その時の深海での任務の記憶と共に健に思い起こさせた。


フランス料理のフルコースを作るのは、試作品として製作された調理システムである。
試食という名の人体実験への参加も任務の一部なのだと健は理解した。
調理システムじたいは今どき珍しいものではないが、これまでとは桁違いに複雑なプログラムを実行できるシステムなのだ、と南部は腰に片手を当てた独特のポーズで滔々と語る。
調理だけでなく、サーブも、片付けもしてくれるという。
しかし、機械に作業内容の指示をだすのは、未だに人間の仕事である。ましてや、フランス料理のフルコースともなれば、指示内容は複雑で、処理にも時間がかかる。
遠隔操作での指示内容がきちんと処理されているか南部が確認している間、健は無言で窓から見える夕暮れの海を眺めていた。
太陽は燃えるような輝きを放ちながら、水平線に沈もうとしている。


陽が落ちる頃には、テーブルセッティングが完了していた。美しく整えられたテーブルにピカピカに磨きあげられた白い皿と銀食器が並び、傍らには南部の几帳面な字で手書きされたメニューがある。
南部と健が席に着くと、直ぐにロボットがアヴァン・アミューズを二人の前に置いた。
「まずはシャンパンで良いかね?誕生日はもう過ぎたから、飲んでも大丈夫だろう?車のことなら気にしなくていい。今日は泊まっていきなさい」
えっ、という表情で健は南部を見た。
「君に、酒の飲み方を教えなくてはならない。これからの人生に欠かせない知識だ。結局私は君に対して親代わりらしいことを何もしてやれなかったが、せめてそれくらいはさせて欲しい」
南部はシャンパンクーラーからボトルを取りだすと、手際よくキャップシールと針金を外し、コルクを抜き、シャンパンを脚の長い細長いグラスに注いでいく。
半分くらいまで注ぐと、一度止めて泡だちが収まってから継ぎ足す。南部の表情は、化学実験をしている時のように真剣そのものだ。
南部は、二本のグラスに1ミリリットルの差もなくシャンパンを注ぐと、一本を健に渡した。
淡い金色で満たされたグラスの中に、泡が一筋立ち上る様子が優雅で美しい。
「君の成人と、マントル計画の発展を祝して、乾杯」
「乾杯」
炭酸の強い刺激と仄かな甘味が喉に心地よく、健のグラスの中味は一瞬にして空になった。
「美味しいかね?」
「はい。こんなに美味しい飲み物は初めてです」
本当に健はそう思った。美味しいだけではなく、心の中の澱みまで流し去ってくれるようだった。
南部は再びボトルを手に持つと、シャンパンは一度に注いではいけないのだよと言いながら、先程と同じように健のグラスにシャンパンを注いだ。
それからは、南部が選んだワインと次々と運ばれてくる料理を堪能した。
料理は、健にしてみれば、どれもこれも美味に感じたが、南部は不満があるようだった。
オードブルの“海老と雲丹のバッテンバーグケーキ風”は、ブロック分けされた部分の縦横比が気に入らないといい、メイン一皿めの魚料理“真鯛のポシェ ブールノワゼットソース”では鯛が固すぎるだのソースの塩加減が変だのと首を傾げていたが、何か意見を言おうにも健にはどこが問題なのか全くわからない。ワインによる心地よい酔いもあってか、何を食べても極上の美味に思える。

健がメイン二皿めの肉料理“子羊のロースト ローズマリー風味”と格闘している間、南部は怪訝な面持ちで壁のタッチパネルに向かい、指示内容の確認を始めた。
「おかしい、こんなはずはないのだが…」
思わず腹に手を当てる。
南部は既に満腹になっていた。
この後にも、フロマージュやデセールが控えているのだが、これ以上とても食べられそうにない。
「うーん、事前の計算では、最後まで余裕のはずだったのだが…、ん?パンの分を計算に入っていないではないか!むう…」
南部が腕を組んだ瞬間、プチという音がした。
ベストのボタンが、放物線を描いて1メートル先の床に落下するのを、南部はなす術もなく見つめるしかなかった。
暫しの沈黙ののち、南部は苦渋の決断をした。
「健!緊急事態だ、メニューを変更す…」
振り向いた南部は愕然とした。
健が眠り込んでいるのだ。
「しまった…!飲ませ過ぎたか!」


健はソファの上で目を覚ました。
毛布がかけられ、傍らのサイドテーブルには、数種類のケーキと水差し、そしてコーヒーでも入っているのであろう、ジャーが置いてある。
壁のパネルの点滅と、サイドテーブルの微かな光だけが、広い部屋を淡く照らしていた。
大きな窓の外には、真っ暗な海がどこまでも続いている。


「目が覚めたかね?」
窓際に佇んでいた健が振り返ると、パジャマの上にガウンを着た南部が立っていた。
「申し訳ありません博士、俺…」
失態を謝ろうとする健を南部は制した。
「いや、私の考えが足りなかったのだ。いきなりシャンパンを三杯も飲ませるのではなかった」
それから、白ワイン二杯、赤ワイン三杯飲んだということは、ほぼボトル一本分を飲んだことになる、と解説を続けた。
「どうも君の父上と飲んでいるような気になっていたようだ。君の、グラスを持つ手つきとか、父上によく似ているのだよ。彼は底なしだったが、君はどうやら父上程は酒に強くないようだ。ワインのボトル一本が限度だろう」
そして、座ってコーヒーか水を飲むように勧めると、自分は棚からボトルとグラスを取ってきた。
「それは?」
「食後酒のポートワインだよ。デセールの代わりだ」
南部はそういうと、グラスの中のルビー色の液体を喉に流し込んだ。
健はジャーの中のコーヒーをカップに淹れた。カップを両手にもつと、両手に伝わるコーヒーの温もりが心地よい。
「ところで、健」
「はい?」
「さっき、車のなかで言いかけたことはなんだね?」
コーヒーカップをくるくると玩ぶ手が止まる。健は今度は下手な嘘はやめて素直に本当のことを言うことにした。
「ジョーだったら、もっと面白いことを言うんじゃないかな、って思ってしまって」
健は俯き、口元に自嘲の笑いを浮かべた。
「なかなか鋭いな。流石は科学忍者隊のリーダーだ」
「は?」
端整な顔のまま反応する健だったが、南部が何を言いたいのかわからない。
「その通り。今回の作戦が成功したのはジョーのおかげなのだ」
「博士!それは一体どういうことですか?」
健は身をのりだした。南部は腕を組み、目を閉じている。
「五年前、私はマントル計画のためのデータ収集を兼ね、ジョーを連れヴァカンスに行ったのだが、私たちを見る周囲の眼が明らかに変なのだよ。不思議に思い調べたところ、私とジョーの関係が誤解されていたらしいのだ」
「そんなことがあったんですか」
うむ、と南部は頷いた。
「無論、戸惑ったが結果的には助かったのだ。私一人で旅行にいくと、女性が何かとうるさくてかなわなかったのが、そのときは誰も寄って来ず、実に快適でね」
遠くを見るような目で、南部は続ける。
「私は確信した。この手に限る、とな」
「そうだったのですか」
「しかし健、事前の詳しい説明も無しに状況を理解した君も大したものだ。こう言ってはなんだが、正直、君があそこまで機転が利くとは思っていなかった」
ん、と口ごもりながら健は髪を弄り、一瞬間を置いた。
「実は、そういう世界の存在は、俺もジョーに教えてもらったようなものなんです」
「教えてもらった!?な、何をだね!?」
南部は、珍しく動揺した口調で訊いた。
「何って、博士と同じですよ」
健は記憶を辿りながら話し出した。


任務で、健がジョーと街中を探索していたとき、やたら女の子たちの視線を感じることがあった、という。健はギャラクターかと思ったが、ジョーの意見はそうではなかった。ジョーがいきなり言った。
「健、俺達は別れたほうがいいようだぜ」
健は反論した。
「何を言うんだジョー。別れてどうするんだ。俺達はギャラクターに狙われているんだぞ。お前も気がついているだろう、さっきから俺達を見張っている女たちがいる」
へっ、とジョーは持ち前の皮肉めいた笑いを浮かべた。
「健、お前何にもわかっちゃいねえな。あの子たちはギャラクターなんかじゃねえ。お前と俺が一緒にいるから興味津々なだけさ」
「どういう意味だ、それは?」
健の問いかけには答えず
「後で丁寧に教えてやるから、お前はあっち側を探りな。俺は、女の子たちに探りを入れてみる」
とだけ言い残し、ジョーは女の子たちのところへ行ってしまった。


「それで、後で丁寧に教えてもらったのかね?」
南部は、些かの好奇心を交えて訊いた。
「ええ、まあ。でも結局よくわからなくて」
「というと?」
「ジュンとのデートですることを俺ともやるってことだ、とジョーは言うんですが、それって当たり前じゃないですか」
「なぜ当たり前なのかね!?」
健が一体何を言い出すのかと、南部は心のなかで身構えた。
「だって、遊園地とか航空ショーにいって、ハンバーガーやポップコーンを食べるのって、ジュンと行こうが甚平と行こうが同じじゃないですか。連れがジュンだと言い方がデートになるだけで」
南部は、思わず眉間を押さえた。同時に、親友の忘れ形見が少々歪な成長をしていたことを認めざるを得なかった。
「ジョーにそう言ったら、あいつもそうやって眉間に皺寄せてましたっけ」
さも懐かしそうに話す健だったが、南部は、その時のジョーのような気分になっていた。
「それからあいつは、世間で言うデートがどんなものか説明してくれて、その時、さっき博士が長官に仰ったような言葉が出てきたんです。だから、すぐにわかりました」
そうだったのか、と南部は言ったものの、健には酒の飲み方以前に教えなくてはならないことが沢山あるのではないかという不安も感じた。
暫しの沈黙の後、ガタッ、と固いものがぶつかる音がし、南部は我にかえった。健がコーヒーカップをやや乱暴にローテーブルに置き、その姿勢のまま項垂れている。
「健?」
「今になって毎日こうやって思い出すくらいなら、もっと前に考えてやるべきだったんだ 。手遅れになってからあれこれ考えたって、どうにもなりはしない」
健の声は震えていた。
「俺は酷い人間です。クロスカラコルムで、竜がゴッドフェニックスでジョーを運ぶと言ったのを却下して、瀕死のジョーを見捨てたのは俺です」
健の言葉をきく南部の眉が微かに曇る 。
「しかも、そんな思いまでして突入したギャラクター本部で俺達は何も出来なかった。カッツェの自滅と、機械が勝手に故障したのを見ていただけだった。何のために俺はジョーを見殺しにしたんだろう… 俺がもっときちんと考えていれば、ジョーは今も生きていたかも知れないのに。あのとき竜の言ったとおり、ジョーをゴッドフェニックスで運んでいたら、もしかして…」
「止めたまえ健!」
南部は語気を荒げ、叫ぶようにいった。
「君の判断は間違っていない。あの状況では誰しも君と同じ判断をするだろう。私もそうする。仮にジョーと君の立場が逆だったとしたら、ジョーもそうしたに違いない。それに、例えジョーを私のもとに連れ帰ってきたとしても、助けてやることは出来なかった。もう、手の施しようがなかったのだよ」
健は顔を上げ、南部を見ると再び俯いた。
「やっぱり俺のせいだ」
力なく健は呟いた。
「健?」
「あいつの具合が良くないことを、俺はずいぶん前から知っていました」
「グレープボンバーのときだね。あのとき、もっとジョーを気遣うべきだったのは私…」
「もっと前からです」
健は南部の言葉を遮った。
「俺とジョーとで、特殊潜航艇で海底研究所に行ったときです」
「ああ、途中で通信が途絶えたのだったな」
海上で待機していた科学忍者隊の三人と南部で、ずいぶん心配したことを南部は思い出した。
「あのとき、ジョーは錯乱状態だったんです。通信が途切れたのもそれが原因でした」
南部は驚いた。 通信の途絶こそあったものの、二人が変わりない様子で帰還したため、健から一通りの報告を受けただけで、ジョーのことは一切聞いていない。
「悪夢にうなされ、記憶の欠落に苦しむジョーを見て、俺は、精神的な問題だろう、と自分の経験から素人考えで無責任な判断をしてしまったんです。そして、封印していた記憶を無理矢理思い出させ、それであいつを救ったと思い込んだ。本当は苦しめただけだったのに」
健は顔を上げ、窓の外の暗い海に視線を向けた。
「真っ暗な海底を後にして、潜航艇から外に出たとき、夕陽が眩しくて眼に染みるようでした。ジョーも正気に戻っていて、俺はその時、ギャラクターが近いうちに滅んでジョーの心も救われるとなんの根拠もなく信じました」
アルコールが饒舌にさせているのか、健は言葉を続けた。
「精神的な問題なんかじゃなかった。今思えば、悪夢も不調も怪我のせいだったんです。俺がすべきだったことは、具合の悪かったジョーに辛い記憶を思い出させることじゃなかった。浮上して引き返し、博士の診察を受けるようジョーを説得することだったんです。あいつは嫌がったでしょうが、例え殴り倒してでもそうするべきでした」
残っていたコーヒーを健は飲み干した。
「あのときなら、まだ間に合ったかも知れない。なのに俺は…」
健は体を折り曲げ、両手で頭を掻き毟った。
「もう止めるんだ健!ジョーのことは君のせいではない」
健を落ち着かせようと、南部が肩に置いた手を、健は身を捩って振どき、
「俺のせいです」
と嗚咽の混じった声と共に、両の拳を自分の膝に叩きつけた。
「なのに、今でもジョーがいるような気がして仕方がないなんて、俺は…」
南部は小さく溜め息をつくとやおら立ち上がり、健の震える背中を見下ろした。
「健、君が足繁くクロスカラコルムに通う理由はそれかね?」
「博士?」
南部を見上げる健の瞳には、うっすらと涙が浮かんでいた。
健は立ち上がった。
「親父に言われたんです。仲間が死んだのなら骨ぐらい拾ってやれと」
健の言葉に、南部は亡き親友が息子を厳しく諭す声が聞こえたような気がした。
「正木さんと鬼石さんは、俺達が看取りました。でも、ジョーは、看取ることも出来なければ、亡骸も見ていないんです。別れたとき、あいつはまだ生きていた。俺の呼び掛けに目を開け、俺を見て、返事をしたんです。だから…」
健は唇を噛みしめた。
「だから諦め切れない、と言うのかね?もしかしたら、ジョーはどこかで生きていて、ひょっこり帰ってくるんじゃないかと?」
二人の視線がぶつかる。南部は言葉を続けた。
「だが、そんなことはあり得ない。自分が納得するためにせめて骨の欠片でも、服の切れ端でも見つけたい。そういうことかね?」
南部の口調は穏やかだが、どこか冷ややかだった。
健は何も言わずに視線を逸らし、ソファに腰を下ろした。
「もう止めたまえ。生き長らえた君が今すべきことは、過去を悔やむことでもクロスカラコルムの地面をほじくり返すことでもない。復興に汗を流すことだ。それこそがジョーの犠牲に報いる道じゃないかね」
南部はそう言うと、棚の奥にある深緑色の瓶とショットグラスを取りだし、ショットグラスに液体を注ぐとそれを健に渡した。
アルコールと薬草の強い匂いが健の嗅覚を刺激する。
「今日はご苦労だった。それを飲んで寝たまえ。蒸留酒に薬草を漬け込んだもので、一口でぐっすり眠れる。私自身で何度も試しているから効果は保証する。翌日に酔いが残ることもない」
言われるままに、健はグラスを傾けた。強烈なアルコールで喉が焼けつくようだ。
瞬く間に眠気が襲ってくる。

眠りに落ちた健に毛布を掛けると、南部は窓辺に佇み、暗い海をいつまでも見つめていた。


翌朝。
「あら、南部博士ですわ」
ISOビルの幹部用入口で出迎えた秘書の声にアンダーソンが振り返ると、南部が車から降り立つところであった。
ドアを開けているのは、昨日と同じ服装のG1号である。二人が何やら言葉を交わしているのが見えた。
アンダーソンは思わず目を見張った。
「長官、おはようございます」
アンダーソンに気がついた南部が声をかけた。
「長官、早速ですが、今度のクロスカラコルム発掘調査団の件で打ち合わせをしたいのですが、後程お時間をいただけますかな?」
「あ、ああ、いつでも構わんよ」
他のことで頭が一杯になっているアンダーソンは、上の空で返事をした。
二人がエレベーターを待っていると、南部が腰を擦りながら深い溜め息をついた。
「ん、博士も腰痛かね?」
「そういうわけではないのですが、昨日些か重労働をしたせいか、今朝起きたら腰がだるくて。いやあ、限度を知らない若いもんの相手は大変ですなあ」
酔っぱらいの世話というプログラムは調理システムに組み込まれていなかったため、酔いつぶれた健をテーブルからソファまで運ぶのは、南部が行うしかなかった。普段特に運動をしていない南部にはかなりの重労働であったが、アンダーソンは全く違うことを思い描いていた。
降りてきたエレベーターに、二人は乗り込んだ。
長身の南部の、いかにも科学者然とした知的な横顔に、アンダーソンはチラリと視線を走らせた。
南部の横顔には、微かだか疲労の色が浮かんでいるように見える。
(昨日は演技ではなかったのだな。人は見かけによらないというが、ダンディな紳士で知られる南部博士に、このような情熱的な一面があろうとは。博士、このアンダーソンは博士を応援しますぞ!)
アンダーソンは、心のなかで南部にエールを送った。
そして、南部の意外な一面を、アンダーソンは自分の心の中にしまっておこうと思った。いつか、南部の口から、全てを知らされるときが来るだろう、そのときはこの世から偏見が姿を消しているときだと、アンダーソンは信じたのだ。



(終わり)



後編が妙に長くなりましたが、やっと書き終わりました。
何が言いたいのかわからんし、アンダーソン長官はエロイカの部長(わかります?)みたいになってしまったし[E:sweat01]
お粗末な駄文にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

最初に公開した際にいただいたコメントです。

kisara

こんにちは、初めまして。kisaraと申します。

実はキョーコさんのところでお名前をお見かけしてそして時々お邪魔してたのですが・・いつも読み逃げして申し訳なく思っていました。
でもここは一つ勇気を持って(?)コメントしよう!と・・・。

とても楽しく読ませていただきました。
・・・健ちゃん、そんなに自分を責めないで・・・と胸が痛くなりました。でもきっと彼はずっと心残りで苦しい思いをしているんだろうなあと。

フランス料理も美味しそうだし、何しろアンダーソン長官には笑わせてもらいました。

また遊びに来てもよろしいでしょうか・・。ご迷惑でなければいいのですが・・。

ではこれで失礼いたします。

2016/03/02 19:47:29

キョーコ

こんばんは。

逝ってしまった者より遺された者の方が苦しいかもしれませんね。
特にこんな形で仲間を失ってしまったとしたら。

ジョーファンだとジョーのことばかり想ってしまいますが、残された健たちには立ち直ってほしいですね。やっと地球に平和が戻ったのですから。

でも辛いことばかりではなく途中でほっこりできるエピソードも入れてくださる手法はさすがです。

よいものを読ませていただきました


大変な拙文でお恥ずかしいのですが、むかし旧ペンネームで書いたものが出てきましたのでトラバさせていただきました。
不都合・不具合などありましたら削除してくださってかまいません。

2016/03/02 21:15:09
※トラックバック先のアドレスです。
http://g-2.blog.jp/archives/6482962.html



じゃいらーん

kisaraさま、初めまして。

実は私も、kisaraさまのblogを以前から拝見しているのですが、ずっと読み逃げしておりました。むしろこちらが先にご挨拶申し上げるべきなのに、kisaraさまから丁寧なご挨拶をいただいてしまい、申し訳ございません。

最終回後のアレコレについては、フィクを書く方は一度は手掛けるテーマかと思います。
あのあとの健ちゃんの心情は直接描写されていないので想像or捏造するしかないのですけど、身近な人とあんな形での別れですから、それは辛いでしょう。
直後は残党狩り等で忙しくて振り返る暇もなかったでしょうけど、落ち着いてきた頃になると色々気がついてしまい苦しくて堪らないと思います。


コメントは大歓迎です。よろしければまた、お越しくださいませ。
私も、お邪魔させていただきます。

2016/03/03 12:25:49

じゃいらーん

キョーコさま、コメントとトラバありがとうございます。

やっぱりこのネタは鉄板ですね。

>逝ってしまった者より遺された者の方が苦しい

これは、もう本当に…。
キョーコさまのお話にもありましたし、kisaraさまへのコメントにも書きましたが、忙しい時間が過ぎてふと振り返って、色々と思い出すころが辛いんですよね。

>ほっこりできるエピソード
むしろ失笑ものかと…(^o^;)

2016/03/03 18:25:24

隼人

途中辛くて諦めかけたのですが、思い直して最後まで読みました。
読みきってよかったー。
どんなオチを考えても、健ちゃんが救われることはきっとないのでしょう。
でも私は救われました。ちょっと笑える読後感。
ありがとうございました/~

2016/03/06 10:54:32

じゃいらーん

隼人さま、コメントありがとうございます。

長過ぎて、ぐちゃぐちゃし過ぎて読みにくかったかもしれません。
健ちゃんは、あとから振り返ったとき打ちのめされただろうな、と考えて書き始めたのですけど、書きながら、ffでこんなこと書くことないんじゃないかと何度か思いました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

2016/03/06 12:33:24

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